近頃、ライフスタイルの変化からか固定回線ではなくモバイルルーターを契約して利用している世帯が急増している。
それに乗じる形で、増えてきたのがレンタル式のモバイルルーターである。その種類は多種多様で、本来であれば訪日外国人向けに貸し出されている民泊Wi-Fiを一個人がレンタルすることが出来るほか、日割りでレンタルできるものまで存在する。
そのように多種多様なモバイルルーターが存在する中、今回ご紹介するのは業界最安を掲げる民泊向けWi-Fi「SPACE Wi-Fi」だ。
目次
「民泊Wi-Fi」とは?
そもそも、「民泊Wi-Fi」ってなに?と感じている方のために簡潔に説明すると、Airbnbのように持ち家の余った空間を貸し出すサービス利用者に対しモバイルルーターをアメニティー的な感じで用意してあげる仕組みである。
「SPACE Wi-Fi」の魅力
今日、民泊Wi-Fiサービスは多く出回っている状況であるがその中でも「SPACE Wi-Fi」は魅力的なサービスとなっている。
というのも、以下の条件下で最安値保証を掲げているためだ。
2018年1月1日時点でGoogle/Yahooにおいて「民泊 wifi」と検索した際の検索結果上位10件に含まれるすべての民泊用Wi-Fi商品と比較し、契約から1ヶ月以上利用し解約した際までの「総費用」が最安値であることをお約束いたします。
また、インターネット回線やキャリア回線を契約する際にありがちな初期費用や契約手数料、解約手数料は一切かからず、初月経過後から解約することが可能となっている。そのため、一時的に帰国するなんて方にもお勧めだ。
Q.同業者を契約した場合の初期費用&解約金はどれくらい?
・GMOトクトクB:初期費用-3,000円/3年縛りで違約金-最大24,800円
・UQ WiMAX:初期費用-2,800円/4年縛りで違約金-最大19,000円
「SPACE Wi-Fi」の主な料金&スペック
SPACE Wi-Fiで借りることのできるモバイルルーターは、WiMAX回線とSoftBank回線の2種類。各々のモバイルルーターごとにダウンロード速度や日数に応じた通信制限が異なってくる。
月額料金 | 3,480円(税抜き) |
初期費用/契約手数料 | 0円 |
通信速度/データ通信量 | ダウンロード:最大440Mbps/月間通信制限なし |
通信制限 | WiMAX:3日間 10GB使用で6時間制限/Softbank:1日3GB使用で当日制限 |
インターネット回線 | WiMAX/SoftBank |
端末機種 | Speed Wi-Fi NEXT W04/Mobile Wi-Fi E5383s |
契約縛り | なし |
なお、電波が入らないなどの事象が無い限りは自身で回線の選択をすることができないのでその点だけ注意が必要だ。
英語や中国語の他言語サポートにも対応
民泊Wi-Fiを展開するサービスだけあって、英語及び中国語での端末操作マニュアルが準備されている。また、コールセンターに於いても日本語だけでなく中国語にも対応しているとのことで民泊サービスを展開されている方にとっても安心のサービス内容となっている。
「SPACE Wi-Fi」の実測
公式の情報では、WiMAX回線の場合はダウンロード速度が最大440Mbps、SoftBank回線の場合はダウンロード速度が最大300Mbpsとされている。今回、筆者が契約した際に届いたルーターはSoftBank回線であったため、此方の実測値を測定することにした。
こちらは東京駅付近での速度計測結果。ダウンロード速度が約27Mbps、アップロード速度が約31Mbpsとまずまずの数値。時間帯としては11時53分頃と昼時であること、人口密度の高いエリアであることを踏まえると妥当なスピードだと言えよう。
こちらは皇居付近での速度計測結果。ダウンロード速度が約22Mbps、アップロード速度が約23Mbpsと昼間よりもスピードが落ちる結果となった。
今回の測定結果では、公式でアナウンスされているスピードとはかけ離れているものとなってしまったがYouTubeの視聴やウェブサイトの閲覧には問題ないスピードだ。後ほど別のエリアでも測定を行う予定なので、済み次第追記していく。
「SPACE Wi-Fi」はこんな人にオススメ!
ここまでSPACE Wi-Fiの魅力、デメリットについて語ってきたが結局どんな人にお勧めなのか? 個人的に思いついたパターンは次の通り。
- 契約期間に縛られたくない方
- 短期出張などでネット環境が無い場所に行く方
- 引っ越したばかりで固定回線が引けていない方
- とりあえずWiMAX&SoftBankのモバイルルーターを試してみたい方
それでは良いネットライフを!!