
つい先日、iOS安全神話を揺るがしたマルウェア「XcodeGhost」に関して感染経路及び感染の有無の確認方法についてお伝えしたが、これに対しAppleが緊急声明を発表していたことが明らかとなった!
対象アプリのリジェクトを開始
非正規のルートから入手されたiOS及びMac向けアプリ開発ソフトウェア「Xcode」に仕込まれていた「XcodeGhost」が作成されたアプリに含まれていた問題で、Appleは問題に関し認識していることを明らかとした上で、該当のアプリをApp Storeからリジェクトすることを9月20日に発表した。
今回感染の対象として認知されているアプリの殆どは「XcodeGhost」の流通源が中国であったことからも、中華アプリが大半を占めており日本国内のユーザーにおいてはさほど気にする問題ではないといえる。
だが、世界最大シェアを誇る無料通話・チャットアプリ「WeChat」でも一部バージョンにおいて感染が確認されているなど、開発者へ正規ルートから入手した開発ソフトウェアを使用するよう注意喚起を行っていく必要がありそうだ。
感染が確認されているアプリに関しては以下記事にまとめてあるので気になる方は参考にしてみてほしい。