
Appleが次期iOS「iOS 9」並びに「OS X 10.11」において、「Apple Watch」で用いられているものと同様の「San Francisco」フォントを採用する見通しであることが分かった。
現行モデルで採用されているフォントは「Helvetica Neue」と呼ばれるフォントで、2013年に「iOS 7」に、2014年に「OS X Yosemite」に採用された。
Apple独自のフォントである”San Francisco”
同フォントは、Appleが初めて外注せず創りだした独自フォントとなっており、先月発売されたApple Watchで初めて採用されるかたちとなった。「Helvetica Neue」よりも読みやすさを追求されたものとなっておりディスプレイの小さなApple Watchでも目を凝らすことなく読むことができる設計となっている。
Appleの社員によると、「San Francisco」フォントは3月末頃のdaily buildsで既に含まれていたとのことで試験段階に入っていることが分かる。ただ、採用は確定したわけではなく場合によっては既存のフォントが用いられる可能性も少なくない。
また、公開されたレポートによると「iOS 9」のコードネームは「Monarch」、「OS X 10.11」のコードネームは「Gala」とされている。