
先日、Appleが新しい音楽ストリーミングサービスにおいて、お試し登録期間を設ける見込みであることをお伝えしたが、その新サービスの名称が業界関係者から得た情報として9To5Macにより報じられていることが分かった。
新しい音楽ストリーミングサービスの名称は「Apple Music」
Appleが新たにサービス提供の準備を進めている音楽ストリーミングサービスの名称は「Apple Music」になるとのことで、ストリーミング配信以外にもアーティスト向けSNSサービスを組み込んだものになる模様。
SNSに再挑戦。「Ping」の再来
先ほど、アーティスト向けSNSサービスを盛り込んだものと聞いて”AppleがSNS?”と感じた方もいるのではないだろうか。そう、2010年9月にサービスが開始され、その2年後の2012年9月にサービス終了となった「Ping」こと「iTunes Ping」。
Pingでは、お気にい入りのアーティストをフォローしたり、友人やアーティストに短いメッセージを送信することができたサービスであったが、今回リリースされる見込みであるApple Musicでは投稿はアーティストのみに限られるなどの制限がある。今回、Appleがアーティスト以外に制限をかけた理由として考えられることはPingのサービス開始24時間後にはスパムで溢れかえってしまったことや有名アーティストの偽アカウントが蔓延してしまったことであり、未然に防ぐためだと思われる。
なお、Apple Musicは利用しないよというユーザー向けに設定アプリから「機能制限」を開き「Artist Activity」をオフにすることによって非表示にすることができるようだ。

Source:9To5Mac