
Finder拡張アプリケーション「TotalFinder」は神アプリとしての呼び声が高かったが、「OS X El Capitan」よりSIPと呼ばれるシステム保護機能の導入を伴い、これを維持した状態での利用ができなくなっていた。
その後も開発は継続され、v.1.9.0から遂にSIPを有効化した状態での利用が可能となった。そこで今回は、SIPを有効にしたままTotalFinderを利用する方法をご紹介。
「TotalFinder」をSIPを有効化した状態でインストールする方法
1.公式サイトより「TotalFinder v.1.9.0以降」をダウンロードしダブルクリック
2.「TotalFinder.pkg」をダブルクリックしインストーラーを起動

3.利用規約を確認した上で「続ける」をクリック

4.インストールが一通り完了すると「Steps to finish TotalFinder Installation」とポップアップ表示されるので「Reboot Now!」をクリック

5.再起動がかかったタイミングで「Command(⌘) + R」を同時押しし、リカバリーモードを起動する
6.メニューバーより「Utilities」>「Terminal」を起動する

7.以下、コマンドを実行し「successfully〜」と表示されたMacの再起動を行う
csrutil disable
8.Macを再起動すると以下のようなポップアップ表示がなされるので「Install the component」をクリック

9.TotalFinderのインストールが完了すると下記のようなポップアップ表示がなされるので「Reboot Now!」をクリック

10.再度、リカバリーモードに入るため再起動がかかったタイミングで「Command(⌘) + R」を同時押しする
11.ターミナルを起動し以下のコマンドを実行。「successfully〜」と表示されたMacの再起動を行う
csrutil enable
これで、TotalFinderのSIP有効化は完了となる。14日間のトライアル版でリリースされてるので気になる方も是非一度、この利便性を試してみて欲しい!